知っておきたい!介護士のイロイロ

介護士は時代のニーズに合わせて新しい取り組みを行っています

現在急速に進んでいく少子高齢化社会の中で、求められるサービスというのは常に変化し続けています。
従来型の老人ホームだけではなくグループホームやデイケアサービスなど新しいサービスが生まれ続け、その流れはこれからも続いていくものと思われます。
そうした中で、訪問型のサービスにも派遣の介護士を活用していこうという流れが起こりつつあります。
ここではそうした時代のニーズに応じた、新しい取り組みの1部をご紹介します。

訪問型にも対応してくれる派遣介護士

訪問型にも対応してくれる派遣介護士 慢性的な介護士などの介護職員不足の中、介護の分野でも派遣を活用する流れが進んでいます。
介護施設側は人員不足を解消でき、働く側にもシフトの融通が利く、雇用形態が異なるので、サービス残業が無く、残業した分はきっちり残業代が出るなどのメリットがあります。
特に訪問型の介護施設では、約6割のスタッフが非正規というデータも出ており、いわゆる入所型の施設とは違った傾向が出ています。
介護業界の派遣には常用型と登録型があります。
一般的に常用型の派遣の方が介護士の資格やスキルを持っていることが多く、こうした人材は施設型・訪問型を問わず活躍できる人材が多いです。
特に近年需要が高まっている訪問型に対応すべく、常用型に力を入れている会社も多いようです。

介護士の派遣会社選び!地方で仕事を探す場合

介護士の派遣会社選び!地方で仕事を探す場合 介護士の派遣会社選びでは、求人の募集要項をしっかりと読んでおきましょう。
地方で働く場合には寮がついていると働きやすいですが、介護士の求人で寮付きと書かれているものは残念ながら少ないです。
正社員の仕事ならともかく、契約期間が更新される保証がない派遣の仕事のためだけに賃貸を契約することには慎重にならなければなりません。
基本的には自宅から通える範囲内の勤務先から探すことになります。
大手なら安心というわけでもありません。
大手は総合的にさまざまな職種の求人を扱っている傾向です。
逆に言えば特定のジャンルについて強い・弱いがあります。
例えば事務職・エンジニアなどの複数のジャンルを扱っているが、実は事務所にには強いがエンジニアには弱いという内部の人間だけが知っている事情があるなどです。
大手は扱っている求人の数が多いというメリットもあるので選択肢に入れることはいいですが、なるべく介護職を専門に扱っているような転職サイトなども調べてみましょう。
中小規模の会社でも介護職を専門に扱っているなら、総合的に信用できるはずです。
地方で働く場合、都会に比べて仕事が楽というわけではありません。
たしかに時間がゆっくりと流れているような風潮はあるものの、別の意味で大変さもあります。
油断は禁物、大変な仕事でもがんばるという気持ちを持ちましょう。

介護士という職になりたいなら、きちんと年収を知った上で目指そう!

介護士は実は今、結構人気を集めている仕事だということをご存知でしょうか。医者ほど専門的な知識や技術を身につける必要もなく、進学にお金もかからず、しかし多くの困っている人の力になれるという点から、人の役に立ちたいと考える若い人たちが特に注目している職業です。
しかし、実際に目指すと決める前によくよく介護士について知っておくことをお勧めします。働き始めてから「想像と違った」なんてことになってしまうと新しい就職先を見つけるのが大変ですし、続けるにしても納得のいかない気持ちでやり続けるのは相当しんどい仕事だからです。
とくにきちんと把握しておきたいのが年収です。介護士はパッと聞き年収が多そうに思えますが、実はそうでもありません。もちろん一流となれば話は別ですが、一般的にはボーナスも含めて340万円程度もらえれば良い方と言えます。
その割に体力も気力もかなり使うので、それでもやりたいと思えるかどうかで判断してみてはいかがでしょうか。

介護士の男女比からもわかる働き方やニーズ

超高齢化社会に突入した日本において介護士のニーズは増していますし、今後一層この流れは加速するとみられています。
その介護士の男女比は、おおよそ女性が70~80%、男性が20~30%とも言われています。全体ではそのような割合なものの、もちろん施設によって違いはあり、力が必要な仕事ということもあるため男性がほとんどとのところも。
ただ現場では話を聞いたり、いたわったりする優しさや思いやりが必須という側面は否めませんし、部屋の片付けや掃除・洗濯などといった家事などをこなせる能力も重要です。
それが女性の多さにも、つながっています。また残業がない場合が多いことや扶養内で働けること、ライフスタイルに合わせたシフトが組めることも好評。
自分の妊娠や出産、まだ子供が小さいうちなどは休職して、手が離れる頃にまた復職といった具合に働き方を選べることもメリットです。さらには親など身内の介護が、いつ始まってもおかしくない昨今。
自らの腰を痛めないようにしながら抱き起す方法や、認知症対応の仕方などノウハウを熟知していることは、習得し身につけた大きな財産でもあります。

介護士が人気なのはいくつかの理由が考えられる

求人情報などを見ると圧倒的に介護士の求人が多いことが分かります。それだけ需要があるというわけです。また、何らかの資格を取得しようと思っている人の多くに介護士が挙げられることもあります。なぜ、これほどまでに人気なのか、その理由は様々です。
まず考えられるのは需要があるからという点になるでしょう。応募すれば採用されやすいので、職探しをしている人にとってこれほど魅力的に感じる職種はありません。
それから、比較的、資格が取得しやすいという点も挙げられます。いくつか段階があるものの、楽に取れる資格として知られているのです。
そして、この資格を取得していれば一生働くことができるところも魅力的です。場合によっては、自分の身内の介護もしやすくなります。介護に関する知識が実技を身につけているため、身内の介護もスムーズにいくことでしょう。
働き方も種類が豊富です。パートで働く主婦も増えてきており、そんなところが人気の理由となっています。

介護士に外国人が働く理由には環境の改善がある

高齢化社会において介護問題は深刻になっている背景もあり、特に介護士などの人材が不足しているのは全体の6割にも及びます。
それだけ人材が不足していることから、今日本では外国人の働き手が優遇しているところもあるくらいです。介護士の仕事は決して楽なものではないのですが、イメージとして働いても稼ぐことが難しいと感じている人が多くいます。
これは以前の話で、今では介護施設でも働きやすさを重視することや、時間を守った労働法を通じているので環境は改善されています。
そして外国人の場合、日本で働くことのメリットでは、家族の為に一生懸命に仕事を覚えることがあります。これはある意味ハングリー精神にも通じるものがあり、今の若い人には受け入れられない厳しい環境でもやり抜くという気概があるからです。
その為に行政でも斡旋をしているところも多くあり、高齢化社会の問題をクリアしていくにはかなり活躍の場が約束されているといえます。

介護士として活躍することができる年齢について

介護士には年齢制限がないため、幅広い年齢層の人たちが働いています。介助をするために体力や根気のいる職種であるため、20代から40代の若い年代の人たちが多く働いているイメージがありますが、実際には50代以上の人たちで介護士として働いている人も数多くいます。
高い年代の人たちが介護士で働くメリットとしては、経験が豊富でとっさの判断が的確にできることや、介助される高齢者と歳が近いことから信頼関係を築きやすいことなどです。
また、介護士の勤務形態は正社員だけではなく、早出や遅番などのパートタイムや単発での訪問介護などさまざまなので、自分の体力や都合に合わせて働くことができることも多くの中高年層が活躍している要因となっています。
介護業界は常に人材不足の状態にあり、求人は豊富です。仕事のコツをつかんで効率よく業務をこなしたり、日々の働き方を工夫することで、歳を重ねてもやりがいを持って働き続けることができると言えるでしょう。

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